岐阜のバス釣りブログ

岐阜県を拠点に琵琶湖などでバスフィッシングを楽しんでいます。

    雑記

    最近個人的に流行のラバージグ。
    自作していて気づいた事などをせっかくなので書いてみようかと。



    ■ヘッド形状について
    昔からあーでもないこーでもないと云われているのはご存じの通り。一貫して僕の考えた最強のラバージグみたいな小学生の夏休みの課題のように感じてしまうのは僕のラバージグレベルが低いせいだろうか。 フットボールは移動距離が短くアーキータイプは移動距離が長いと云われるがどちらかにしか反応しないなんて時はほぼないと思う。アイ角度も似たようなものなので割愛。
    ●結論 好きなの使え 


    ■ガードについて
    基本的にフルパワーでフッキングするものだと認識しているので堅ければ堅い方がよい。とはいえ堅すぎるのもフッキングミスに繋がると思えるのでそこそこの堅さのものが大量に植えてあるほうが勝手はよさそう。長さはよく行く釣り場に合わせてカットすればよいと思うが全くカットしないほうが恐らくフッキングはいい。 
    ●結論 堅め多めであればなんでもいい


    ■フックについて
    小さい。市販の物はどれも小さすぎる。5/0くらいで丁度いい。子バス狙いの人はジグなんて使わないと思うのでフックが大きくてもなんら問題ないのでは。 またゲイプが狭すぎてフッキングした時にヘッドと干渉するんではなかろうかと疑いたくなる。また日本人の多くがチョン掛けでは使用せずキーパーにワームを通して使用することからさらにフッキング性能について疑問が残る。市販のジグヘッドで1番ゲイプを稼げていたのががまかつのコブラ27だがそれでも小さいと感じる次第。
    ●結論 でかくて太いのがいいけど売っていない


    ■スカートの量について 
    どうでもいいと思っていたが意外にもフォールスピードの差という形で釣果に差が出るようで驚いた。フォールスピードはその日その時の魚の好みもさることながら使い手側の好みも出てくるので意外に重要。個人的には遅いと手返しが悪くだるいので薄巻きが好み。またスカートの長さによって着底後のポーズ時間が変わってくる。短ければすぐに開くので5秒程度で完全に開ききるだろうが、長ければ長いほど開くのに時間がかかるのでポーズを長めにとってやる必要があり手返しは悪くなるが、なんとなく釣れそうではある。
    ●結論 好きなの使え


    ■ラバーの太さについて
    太ければ基本的に絡むことはなくノンストレス。太いと水押しがどうのこうのはオカルトだと思っている。魚の側線はそこまで微細な水流を感じ取ることはできない。そもそもその程度の水押しで反応するのだったらエレキの水流はどう説明するのか。信じる者は救われるの世界。
    ●結論 好きなの使え


    ■スカートの素材について
    これまたどうでもいいと思っていたらどうでもよくなかった。跳ねラバ等のしゃくりのような素早いアクションをすると細いファインラバーはフックに絡みやすい。これでもかってぐらい絡みつきほぐすのに時間を要する。また昔ながらのラバーは全く問題なく使用できるが保存時にワームと一緒に置いておくとラバーがワームオイルを吸ってしまいギトギトになってしまった。逆に釣果では差が出ないように思える。最近の最大魚である54センチは粉がついたままの普通のラバーで釣っている。それ意外の50アップ2本はシリコンで釣っている。フレアの差が云々といったところで釣果に差がつくような状況は限定的かつ特殊だろう。
    ●結論 シリコンがノンストレスだけど好きなの使ってどうぞ


    ■スカートの色について
    好きな色を使えばいいと思うけれど自作した中で唯一赤だけバイトがない。単に使用時間が短いからではなく5時間程通して使った事もある。深海に住む魚になぜ赤色が多いのかという理屈(実は赤は保護色)を知っていれば赤色は釣れそうな気がするのだけれども。 釣れてはいるもののウォーターメロンもどうにも反応が悪い気がする。あくまで気がする。未検証はチャートとピンク。流行のゼブラ柄もそこまで有用性を感じない。
    ●結論 無難な色をお好みで


    今まで作ったジグのほんの一部。中央2つが今現在の完成形。
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    市販のガード付きジグヘッドの中ではザップのエコヘッドが1番ガードが強くノンストレス。琵琶湖のウィードエリアならアーキー26で充分だが1/4ozから極端にガードが弱くなるので注意が必要。 コブラ27なら1/8ozでもガードがかなり堅く使いやすい。
    未塗装のヘッドが気になるようならタッチアップペンで塗るのがおすすめ。シンカーにも使えるので気になる方は塗り塗り推奨。


    ちょっと穴だらけの記事なのでツッコミお待ちしております。また、僕のジグが欲しいって殊勝な方も書き込んでいただければ無料で押し付けますのでどうぞお気軽に。

    リッピングと云ってもDVDのそれではない。

    ミノーやシャッドをしゃくる上で割と自分の中では重要なウェイトを占めているリッピング。普通なテクだと思っていたけどどうにも普及してないみたい。ではでは私めが語ってみようかなと思ったり。

    顛末はこうだ。
    まず「リッピング」でググる。検索する。
    あ、あれ。キーワードに釣りやミノーを散りばめても殆どヒットしない。
    たまにヒットしたと思っても
    ぼくのかんがえたさいきょうるあーのりっぴんぐはすごい
    とか
    某知恵遅れ....じゃなくて知恵袋なんかの記事が引っかかる程度。
    知恵袋なんかにゃルアーを1メートル程竿で引っ張る事みたいな事が書いてあり、まあ間違いでもないけどどんだけピンポイント且つニッチなテクだよと思ったり。 

    そうじゃない。

    リッピングというのは竿の動きはトゥイッチと変わらない。
    故に1メートル動かそうが1センチ動かそうがリッピングに成りえる。

    リッピングの説明の前にまずはトゥイッチの復習から。
    糸をたるませた状態からラインを叩くように竿をしゃくり糸はたるんだままの状態に戻る。
    つまりラインテンションは一瞬しかかけない。

    じゃあリッピングは?
    お察しの通り全てラインテンションをかけた状態で竿をしゃくる。

    トゥィッチが
    たるむ→張る→たるむ
    なのに対しリッピングは
    張る→張る→張る

    ただのポンプリトリーブじゃんと思っていただければわかりやすい。ただ竿の動作はあくまでトゥイッチする時と変わらないのでイレギュラーな動きを見せる。超高速で潜っているわけだから。これがリッピング。
    アクションに関しては細かい優しいトゥイッチと大差ないと考えていただいていいと思う。

    じゃあリッピングじゃなきゃダメなわけってなによ。
    さっきポンポリトリーブを引き合いに出したけれどポンポリトリーブでルアーはぐんぐん潜るのは周知の通り。ではトゥイッチは。潜らない。どれだけリップが長かろうとルアーの最大深度に到達することはありえない。無論ただ巻きを間に挟んでやれば狙ったレンジまで潜らすことはできるだろうけれどトゥイッチする度に浮上する。そしてリッピング。イレギュラーな動きをしつつ潜る。潜る。これ。つまりただ巻きなしでほぼ最大深度まで到達可能。

    いやいやトゥイッチで余裕で潜るし、と思ってる方も多いでしょうけどそのトゥイッチは本当にしっかりしたトゥイッチなのか。
    例えば短パンとテンガロンハットの似合う僕も大好きミラクルなあの方。あの人の2段トゥイッチや3段トゥイッチの最後のトゥイッチはラインが張ったままである。つまり厳密にはリッピング。あれはリッピングだからトゥイッチではないとか難癖をつけたいわけではない。そういう癖がついてる方も多いのではと思っただけ。(とはいえさすがに短パンの人は考えた上で2段目はわざとリッピングにしていると思う。レンジキープの為に)

    別に動かし方の名前なんてどうでもいい。
    まず動かし方があり、後からそれにリッピングだのジャークだのつけただけにすぎない。
    ただ名前をつける事によって意図的に使い分ける事が出来る。 
    なんでもかんでもトゥイッチの1単語で済ませるのがちょっと勿体ないよなあと思ったのでこんな記事を書いてみた。

    以上はあくまで僕の使い分け。だから厳密な意味でのリッピングなんて知ったこっちゃない。
    この記事を読んで意図的にトゥイッチとリッピングを使い分けてみようとする人がいたらアドバイス。
    トゥイッチでミノーないしシャッドをしゃくると水切り音が出ると思う。ピシッとかパンッとか。リッピングは無音。水を切るというより水を押しているので無音。激しくしゃくっているのも関わらず水切り音が出ないようだったらリッピングが出来ていると思っていただいてよいと思います。ます。


    久々に生意気な事を書いたけれど何か間違っていたらツッコミください。
    ではでは。 

    行政が駆除したいのはバスではなくバサーである。


    のっけから何を言っているのか。
    ここのところ曇り気味で放射冷却の影響がないせいか今日はとても温かく釣り日和。
    ということで仕事帰りに野池に寄ってみる。
    竿は持っていない。
    たまには偵察しつつゴミ拾いでもしようかと。 
    つまりは読むに値しない記事。

    よく耳にするのが
    自分で出したゴミくらいは持ち帰ろう
    といったキャッチコピー。
    言わんとしていることはわかるのだが少々腑に落ちない。
    釣り場の状況が既にマイナスである現状を踏まえるとプラマイゼロでいいというわけにはいかないだろう。そんな悠長な事を言ってられない程度には釣りができない池が増えているではないか。それも漁業権の設定すらされていない田舎の小さな野池まで。


    なんて事を書いたところでそっぽ向かれて面倒な奴だと思われるだけなのでこの辺で。

    今日の収穫。
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    ゴミ拾いの神様ありがとう。


    日曜日、土曜日の悔しさを貼らすべく月見ヶ原フィッシングセンターという場所に行ってきた。ここは長良川漁協が管理しているので放流が盛んとの噂を聞いてのことである。
    が。
    結果から言うとくそみそであった。
    エリア内の大岩付近のみ深くなっており、そこに魚が溜まっているようだ。事実、大岩付近の方々はとてもよく釣れていた。椅子や、竿を何本も立てており、いかにも釣りウマって感じであった。中にはプロもいたようだ。
    僕はと言えば、二時前くらいに到着したので、最下流か最上流のネット付近しか選択肢がなく、仕方なしに最下流ネット付近で頑張っていたのだが、スプーンで1匹のみという情けない結果に終わってしまった。
    隣の親子連れが、スプーンをシンカーにした不思議な仕掛けで沢山釣っていたがなんというリグなのだろう。トラウトも奥が深そうだ。

    前置きが長くなったがその1匹を本日調理した。料理なんぞ永谷園レベルのものしか作れないのでお手柔らかに。

    調理する前に魚を殺さなくてはならない。今日のこの魚もバッカンに入れて持ち帰った為、生きている。そこで締め方というか、殺し方である。本来は釣り場でやるものであるが
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    こんな感じでナイフを魚の目の後ろ、少し上から一気に刺す。存外背骨が固いので体重をかけても曲がらない太いナイフがやりやすい。
    これで背骨が切断されるので即死のはずである。しばらくは痙攣が続いて気持ちのいいものではないが、生き物の命で遊ぶ者としては殺し方は覚えておいて損はないはず。さらに即死させることによってより美味しくなり、死後硬直までの時間が長引くというメリットもある。余談だがルアーを飲み込んでしまい、助かる見込みのないブルーギル等を殺す時も、僕はこの方法で殺す。
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    ナイフを使う理由だが、包丁をいちいち持ち歩いていないという事以外に切っ先の形。包丁は突き刺す事に向いていないため、うまく背骨を切断できない可能性がある。尻尾を切り落として殺す場合はこの限りではないが、先述の方法で殺そうと思うと、逆手に持って刺さなくてはならない。

    次に
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    塩で魚の体を洗い、ぬめりを取ったら肛門から包丁を入れ内臓を取り出す。保存するのであればこの時、内臓が入っていた部分に塩を入れるとよいらしい。ちなみにこの時点なお魚は痙攣している。
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    鰓を取ってしまうと背骨が見える。ナイフが無い場合、ここから鋏を入れて背骨を切断しても即死する。が、実際は鰓がある状態で切断するのでやりにくそうではある。

    そんなこんなでホイルに包み、お腹に少しスピリタスウォッカを染み込ませ、バターと香草を入れたらオーブンで170℃、25分。ニンニクを入れたり、玉ねぎをいれたり、ポン酢をいれたりと工夫の余地はあるが、面倒なので潔しとせず。さらにこのホイルに包んだ時点ですら痙攣は続いていた。
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    見た目は大変まずそうだが、美味しくいただけた。

    魚を締めるという事はクーラーボックスの中で目に触れず殺すという事よりももっと直接的に命というものを実感できる。今回紹介したのは締め方というより、殺し方かもしれないが、興味を抱いてくれれば。

    突き刺す事の出来るナイフがひとつあれば何かと便利かもしれない。

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