リッピングと云ってもDVDのそれではない。

ミノーやシャッドをしゃくる上で割と自分の中では重要なウェイトを占めているリッピング。普通なテクだと思っていたけどどうにも普及してないみたい。ではでは私めが語ってみようかなと思ったり。

顛末はこうだ。
まず「リッピング」でググる。検索する。
あ、あれ。キーワードに釣りやミノーを散りばめても殆どヒットしない。
たまにヒットしたと思っても
ぼくのかんがえたさいきょうるあーのりっぴんぐはすごい
とか
某知恵遅れ....じゃなくて知恵袋なんかの記事が引っかかる程度。
知恵袋なんかにゃルアーを1メートル程竿で引っ張る事みたいな事が書いてあり、まあ間違いでもないけどどんだけピンポイント且つニッチなテクだよと思ったり。 

そうじゃない。

リッピングというのは竿の動きはトゥイッチと変わらない。
故に1メートル動かそうが1センチ動かそうがリッピングに成りえる。

リッピングの説明の前にまずはトゥイッチの復習から。
糸をたるませた状態からラインを叩くように竿をしゃくり糸はたるんだままの状態に戻る。
つまりラインテンションは一瞬しかかけない。

じゃあリッピングは?
お察しの通り全てラインテンションをかけた状態で竿をしゃくる。

トゥィッチが
たるむ→張る→たるむ
なのに対しリッピングは
張る→張る→張る

ただのポンプリトリーブじゃんと思っていただければわかりやすい。ただ竿の動作はあくまでトゥイッチする時と変わらないのでイレギュラーな動きを見せる。超高速で潜っているわけだから。これがリッピング。
アクションに関しては細かい優しいトゥイッチと大差ないと考えていただいていいと思う。

じゃあリッピングじゃなきゃダメなわけってなによ。
さっきポンポリトリーブを引き合いに出したけれどポンポリトリーブでルアーはぐんぐん潜るのは周知の通り。ではトゥイッチは。潜らない。どれだけリップが長かろうとルアーの最大深度に到達することはありえない。無論ただ巻きを間に挟んでやれば狙ったレンジまで潜らすことはできるだろうけれどトゥイッチする度に浮上する。そしてリッピング。イレギュラーな動きをしつつ潜る。潜る。これ。つまりただ巻きなしでほぼ最大深度まで到達可能。

いやいやトゥイッチで余裕で潜るし、と思ってる方も多いでしょうけどそのトゥイッチは本当にしっかりしたトゥイッチなのか。
例えば短パンとテンガロンハットの似合う僕も大好きミラクルなあの方。あの人の2段トゥイッチや3段トゥイッチの最後のトゥイッチはラインが張ったままである。つまり厳密にはリッピング。あれはリッピングだからトゥイッチではないとか難癖をつけたいわけではない。そういう癖がついてる方も多いのではと思っただけ。(とはいえさすがに短パンの人は考えた上で2段目はわざとリッピングにしていると思う。レンジキープの為に)

別に動かし方の名前なんてどうでもいい。
まず動かし方があり、後からそれにリッピングだのジャークだのつけただけにすぎない。
ただ名前をつける事によって意図的に使い分ける事が出来る。 
なんでもかんでもトゥイッチの1単語で済ませるのがちょっと勿体ないよなあと思ったのでこんな記事を書いてみた。

以上はあくまで僕の使い分け。だから厳密な意味でのリッピングなんて知ったこっちゃない。
この記事を読んで意図的にトゥイッチとリッピングを使い分けてみようとする人がいたらアドバイス。
トゥイッチでミノーないしシャッドをしゃくると水切り音が出ると思う。ピシッとかパンッとか。リッピングは無音。水を切るというより水を押しているので無音。激しくしゃくっているのも関わらず水切り音が出ないようだったらリッピングが出来ていると思っていただいてよいと思います。ます。


久々に生意気な事を書いたけれど何か間違っていたらツッコミください。
ではでは。