日曜日、土曜日の悔しさを貼らすべく月見ヶ原フィッシングセンターという場所に行ってきた。ここは長良川漁協が管理しているので放流が盛んとの噂を聞いてのことである。
が。
結果から言うとくそみそであった。
エリア内の大岩付近のみ深くなっており、そこに魚が溜まっているようだ。事実、大岩付近の方々はとてもよく釣れていた。椅子や、竿を何本も立てており、いかにも釣りウマって感じであった。中にはプロもいたようだ。
僕はと言えば、二時前くらいに到着したので、最下流か最上流のネット付近しか選択肢がなく、仕方なしに最下流ネット付近で頑張っていたのだが、スプーンで1匹のみという情けない結果に終わってしまった。
隣の親子連れが、スプーンをシンカーにした不思議な仕掛けで沢山釣っていたがなんというリグなのだろう。トラウトも奥が深そうだ。

前置きが長くなったがその1匹を本日調理した。料理なんぞ永谷園レベルのものしか作れないのでお手柔らかに。

調理する前に魚を殺さなくてはならない。今日のこの魚もバッカンに入れて持ち帰った為、生きている。そこで締め方というか、殺し方である。本来は釣り場でやるものであるが
101221_174420
こんな感じでナイフを魚の目の後ろ、少し上から一気に刺す。存外背骨が固いので体重をかけても曲がらない太いナイフがやりやすい。
これで背骨が切断されるので即死のはずである。しばらくは痙攣が続いて気持ちのいいものではないが、生き物の命で遊ぶ者としては殺し方は覚えておいて損はないはず。さらに即死させることによってより美味しくなり、死後硬直までの時間が長引くというメリットもある。余談だがルアーを飲み込んでしまい、助かる見込みのないブルーギル等を殺す時も、僕はこの方法で殺す。
101221_181409
ナイフを使う理由だが、包丁をいちいち持ち歩いていないという事以外に切っ先の形。包丁は突き刺す事に向いていないため、うまく背骨を切断できない可能性がある。尻尾を切り落として殺す場合はこの限りではないが、先述の方法で殺そうと思うと、逆手に持って刺さなくてはならない。

次に
101221_175031
塩で魚の体を洗い、ぬめりを取ったら肛門から包丁を入れ内臓を取り出す。保存するのであればこの時、内臓が入っていた部分に塩を入れるとよいらしい。ちなみにこの時点なお魚は痙攣している。
101221_175504
鰓を取ってしまうと背骨が見える。ナイフが無い場合、ここから鋏を入れて背骨を切断しても即死する。が、実際は鰓がある状態で切断するのでやりにくそうではある。

そんなこんなでホイルに包み、お腹に少しスピリタスウォッカを染み込ませ、バターと香草を入れたらオーブンで170℃、25分。ニンニクを入れたり、玉ねぎをいれたり、ポン酢をいれたりと工夫の余地はあるが、面倒なので潔しとせず。さらにこのホイルに包んだ時点ですら痙攣は続いていた。
101221_183604
見た目は大変まずそうだが、美味しくいただけた。

魚を締めるという事はクーラーボックスの中で目に触れず殺すという事よりももっと直接的に命というものを実感できる。今回紹介したのは締め方というより、殺し方かもしれないが、興味を抱いてくれれば。

突き刺す事の出来るナイフがひとつあれば何かと便利かもしれない。